天野エンザイムについて
天野エンザイムは、世界中のお客様へ酵素を製造・販売しています。
天野エンザイムの「エンザイム(Enzyme)」とは酵素を意味しています。酵素はすべての生き物が持つたんぱく質の一種です。生き物の中で行われる化学反応の触媒として働くことで、生命活動を支えています。医薬、工業、食品用途など、酵素は多くの産業で利用されています。そのような中、循環型社会の実現に向けて、穏やかな条件下で様々な化学反応を促すことのできる酵素へ注目が集まっています。
創業1899年、配置売薬業で事業を開始
私たちは事業を通して社会へ貢献し続けるため、時代の流れに合わせ事業分野を開拓してきました。
創業者である天野圓之助が1899年、家庭に常備する置き薬を通して人々の健康を守ろうと始めた配置売薬業が天野エンザイムの始まりです。
その後、二代目の天野源一が1948年に「天野製薬」を設立し酵素製造を開始、一般薬や酵素剤の製造をしてきました。日本の高度経済成長、グローバル競争の時代を経て、1996年には当社は世界で戦える企業となるため酵素事業に特化しました。2000年に社名を天野エンザイムに改め、120年以上の歴史を基盤に、今では海外売上比率70%以上を誇るグローバル企業となっています。
グローバル展開
私たちは日本の本社をはじめ、アメリカ・イギリス・中国・タイの世界5ヵ国に拠点を設け、事業を展開しています。
日本と中国、アメリカに生産工場を保有しています。また、全拠点に研究開発機能を設け、地域・お客様に合わせた酵素機能をご提供できる充実したサポート体制を構築しています。
微生物が秘める無限の可能性
私たちは酵素を主に微生物を培養することで製造しています。
これまでも有用な酵素が多くの微生物から発見されてきました。しかしこの地球上には、深海からジャングル、成層圏まで、微生物は多様な環境に生息しており、人類に発見されている微生物は、まだ全体の0.01%と言われています。即ち、微生物と酵素には無限の可能性が秘められているのです。
私たちは先人から受け継いできた志や技術を大切にしながら、時代に合わせて進化・成長することで、酵素の持つ可能性を追求し続けます。