オリゴ糖

当社は、マルトトリオース、イソマルトオリゴ糖、シロデキストリンといった多様なオリゴ糖を生成する酵素を取り揃えている世界でも有数の酵素メーカーです。

オリゴ糖とは

一般的には3~10の糖が結びついたものをオリゴ糖と呼びます。原料に酵素を作用させて作られるオリゴ糖として、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖などがあります。また、大豆から天然成分を抽出・分離させた大豆オリゴ糖も代表的なオリゴ糖です1)

オリゴ糖のはたらき

人間の消化酵素では分解されにくい難消化性オリゴ糖は大腸の微生物叢の餌となり、腸内細菌を増殖させるプレバイオティックとしての機能を有しています。その結果、免疫力を高め、がんを予防し、心血管や代謝の問題を予防することが報告されています1)

オリゴ糖の原料

オリゴ糖の製造は主に酵素による糖質の分解と転移反応を利用して製造されることが多いです。例えばガラクトオリゴ糖は乳糖を原料として、フラクトオリゴ糖はフルクトースを原料として酵素反応により製造されます。イソマルトオリゴ糖や環状オリゴ糖であるシクロデキストリンは澱粉を原料としています。その他にもラフィノース、大豆オリゴ糖のように植物から抽出されるものもあります。

オリゴ糖に関わる酵素

1. トランスグルコシダーゼ 
マルトースもしくはグルコースへグルコースをα1,6結合で転移させることで、パノース、イソマルトースといったイソマルトオリゴ糖(IMO)を生成します。IMOは低GIでありプレバイオティクスに分類されています2)

2. G3生成アミラーゼ
澱粉を原料にマルトトリオースを生成します。マルトトリオースは高い保水性とスッキリした甘みが特徴のオリゴ糖です。

3.シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ
澱粉から環状オリゴ糖のシクロデキストリンを生成する酵素です。シクロデキストリンは特定の化合物を包接することで溶解性を向上させたり、マスキングしたりする効果があります。

天野エンザイムが提供するソリューション

多様なオリゴ糖を製造する酵素を提供

当社は、マルトトリオース、イソマルトオリゴ糖、シクロデキストリンといった多様なオリゴ糖を生成する酵素を取り揃えている世界でも有数の酵素メーカーです。

食品加工への応用も

これらオリゴ糖製造の技術や知識はパン、米飯、ビールなどの澱粉食品や飲料にも広く応用されています。例えば、製パンや米飯分野ではビオザイムAやβアミラーゼF 「アマノ」が老化防止の効果を発揮し、トランスグルコシダーゼL「アマノ」には植物ミルクやビールの味を良くする効果を確認しています。

糖類ゼロの達成

近年注目されている植物ミルクはオーツやライスなどの穀類から製造されているものが多くを占めています。これらはα-アミラーゼにより液化させ、グルコアミラーゼにより甘味を付与している場合が多いですが、グルコース(G1)やマルトース(G2)といった糖類を多く含んでいます。

当社のG3生成酵素であるAMT1.2LはG1、G2の生成量を抑え、G3による甘味を付与することで、糖類ゼロ(0.5mg/ml未満)を達成しつつもほのかな甘みのある植物ミルクを製造することが可能です。

参考文献・引用論文

1) Appl Microbiol Biotechnol, 102(1), 2018, 17-37
2) LWT Volume 95, September 2018, Pages 135-142

ソリューション一覧

マルトトリオース マルトース イソマルトオリゴ糖 グルコース シクロデキストリン 配糖体
ビオザイムA
AMT1.2L
コンチザイム
CGT-SL
β-アミラーゼF「アマノ」
トランスグルコシダーゼL「アマノ」
グルクザイムAF6
グルクザイムNL4.2

アプリケーション資料

酵素の活用分野(アプリケーション)と当社製品に関する、様々なアプリケーション資料を用意しております。お気軽にリクエストをお送りください。

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