生産技術職・製造職

・生産技術職

生産技術では開発された酵素をラボスケールから工場スケールまでスケールアップさせます。変異による生産性向上や製造条件の確立の為に仮説検証を行う等、根気強さが求められますが、自身の業務が売上に直結する大きなやりがいを得られますし、酵素を製品として販売するには必要不可欠な職種です。

・製造職

長年培ってきた生産技術を利用し、微生物を培養・精製して酵素を製造します。生物を扱うので毎回同じ条件で培養できるとは限らず、微生物や酵素の性質に応じた柔軟な対応が求められます。
自分が製造した酵素が人々の食生活を豊かにし、健康に貢献するやりがいのある仕事です。

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生産技術 T.H.

プロフィール

プロフィール

生産技術 T.H.(2016年入社)

在学時の専門

大卒
微生物に関する研究や成分分析等、行っていました。
特に醤油中に存在する微生物の挙動を調査したり、成分分析を行うことで速醸法の研究を行いました。

入社後の経歴

2016年:養老工場液体培養チームに配属
数十kL槽を用いて微生物を培養し酵素の製造をしていました。
2022年:生産技術部製造技術チーム

業務内容を教えてください。

生産技術 T.H.

育種された微生物のスケールアップや生産性向上へ向けての検討、現場でトラブルが起こった時の製造対応を担当しています。
スケールアップではラボスケール(フラスコ培養)から現場スケール(数十kL培養槽)まで大きさが変化するため、難しい反面、成功すると達成感を持つことができます。

やりがいはなんですか?

生産技術 T.H.

担当した品目の製造が終了して無事製品化された時にやりがいを感じています。
実機での製造を成功させるために様々な条件で実験を行っていきます。しかし、いざ実機を用いて製造をするとトラブルが起きることがあります。特に初めて製造する品目はラボで行った実験結果と同じようにならず、現場で苦労することも多々あります。
上長や現場の方と相談しながら工程を進めていき、製造を完了できた時の達成感は大きなやりがいと自身の成長を感じることができます。

あなたにとって「働くこと」とは何ですか?

働くことでたくさんの人と関わりを持ち、自分とは異なる価値観や感性を知ることができます。
時には納得のいかないことや腹の立つこと等ありますが、様々な考え方を取り入れることで自身を成長させることができると思います。
そのため、働くことは人生を豊かにしていく1つの方法だと考えています。

今後の展望を教えてください。

現在は食品に関する品目を担当しています。将来的には医薬品等、まだ関わっていない分野も担当して幅広い知識を身につけることがができればと考えています。

部署の魅力、雰囲気を教えてください。

1つの品目が製品化するまでの様々な工程に関わります。そのため、たくさんの部署の方と関わることができ、幅広い知識を身につけることができます。
「ものづくり」のほぼすべての過程を味わうことができるのも製造技術チームの魅力の1つです。

1日のスケジュール 生産技術 8:00 出社 今日1日の作業内容を確認 8:15 朝礼、メールチェック ラジオ体操 (一日ケが無く安全第一で!) 8:30 午前実験業務 契約社員&パート社員へ業務内容を指示します ※培養や成分分析など日によって作業が変わります 11:30 実験データのまとめ、メールチェック 午前の実験結果のまとめやメールを確認します 12:00 昼食 社員食堂 午後に向けてしっかりエネルギーを摂取します 13:00 午後実験業務 午前の実験業務の続きを行います ※各テーマの進捗報告を週1回行います 生産菌株の育種(酵素生産性向上) 培地培養条件、実生産導入の検討等も行います 16:30 実験データまとめ、 メールチェック  今日の実験結果をまとめ、翌日の実験の準備をします 17:05 夕礼 今日もお疲れ様でした! 17:15 業務終了 シフト勤務の為、土日祝出勤の場合もあります
製造 Y.H.

プロフィール

プロフィール

製造 Y.H.(2006年入社)

在学時の専門

専門卒
食品工学コースにて、身近な食品の分析や、酵素蛋白質を利用するための基礎的な技術などを学習しました。

入社後の経歴

2006年: 名古屋工場固体培養チーム。生産菌の培養、酵素液の精製等の製造業務。
2014年: 養老工場液体培養チームに異動。生産菌の培養等の製造業務。
2020年: 名古屋工場麹培養チームに異動。 サブリーダー業務

業務内容を教えてください。

製造 Y.H.

サブリーダー業務。チーム員の勤怠管理、生産の工程管理と生産予定確認、設備の機能維持、査察対応など幅広く行っています。

やりがいはなんですか?

製造 Y.H.

麹培養チームでは、生産菌としてカビを使用していますが、常に同じ結果(生産性)となるとは限りません。
工程達成率が低調となった品目に対して、チーム員と共にその品目の状態を確認し、問題解決することで生産性向上を達成できたときがやりがいを感じます。

天野エンザイムに入社して良かったことは?

自社製品の入った商品を店頭で見かけることが多々あります。その度に、私たちが製造した製品が医薬品や食品加工に使用され社会に貢献していることを実感できることです。

あなたにとって「働くこと」とは何ですか?

わたしは「働くとこ」で、給料を得るだけでなく、仕事をこなす上でノウハウを得たり、社内外の人々との人間関係を得ることができています。
仕事を通じた自身のスキルアップができていると感じています。

今後の展望を教えてください。

私は現在所属している部署を更に働きやすい職場にしたいと考えています。
設備の自動化、人間関係、勤務についても理想と現実を近づけていきたいです。

就職希望者へ、メッセージをお願いします。

学生のうちにやり残したことの無いように、しっかり勉強して遊んでほしいと思います。
私も40代となり、今から何か学ぼうにもなかなか頭に入らなかったり、フットワークも鈍り旅行など行く回数も減っています。
様々な経験を積むことで自身の武器となるはずです。後悔の無い人生となるよう学ぶことを継続していただきたいと思います。

製造 T.W.

プロフィール

プロフィール

製造 T.W.(2019年入社)

在学時の専門

大卒
生物の学科を専攻していました。研究室では大腸菌の酵素の研究をしていました。

入社後の経歴

滋賀工場で培養作業をしています。

業務内容を教えてください

製造 T.W.

製造の部署で仕事をしています。培地の作製や培養管理をしています。
培養結果のデータ集計もしています。生物を扱う仕事なのでリアルタイムで比較を行いながら培養管理をしています。
生産に使用する設備の保全も私たちの仕事です。

やりがいは何ですか?

製造 T.W.

生産に関わったものが様々な工程を経て製品になった時です。
私たちの作った酵素で食品がおいしくなり、たくさんの人の喜びに繋がることがやりがいです。

入社を決めた理由は?

大学で学んだバイオサイエンスの知識を活かした仕事がしたいと思っていました。特に興味のあった「酵素」に関わる仕事ができることから決定しました。

天野エンザイムに入社して良かったことは?

業務を通して自分で考えて行動する力が身に付きました。資格取得に挑戦させてもらえる環境も良いと思います。
チームで役割分担をして目標を達成する力も経験を経て身に着いたと感じます。

1日のスケジュール 製造 8:00 出社 8:15 朝礼 ラジオ体操 (一日ケガ無く安全第一で!!) 上司の指示のもと業務に取り掛かります! 8:45 現場作業 チーム員と協力して、製造指示書の通りに作業開始 12:00 昼食 社員食堂 午後からも力を出せるようしっかり食事します 13:00 清掃活動または小集団活動 チーム員全員で作業エリア清掃します 6~7人ほどのグループで、社内の改善活動を実施します 13:30 現場作業 使用した器具の洗浄も行います 16:30 最終点検と作業台帳記帳 一日の作業の終わりに作業エリアの機器の点検や清掃点検を行います 今日実施した作業を台帳に記載します 17:15  業務終了 シフト勤務の為、 土日祝出勤の場合もあります
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